国内と海外の違い

バイナリーオプションは、ＦＸ同様、国内業者と海外業者どちらも利用できますが、どちらも良し悪しがあります。具体的にどういった点に違いがあるのか学び、より利益を出せるよう業者選びのポイントとして押さえておきましょう。

登録時の違い

すべての業者ではありませんが、ほぼ全ての業者で登録時から国内と海外では違いがあります。

審査

国内業者は審査が厳しいところもあり即日というわけにはいきません。反対に海外業者の場合、基本的に審査がなく口座開設は即日可能です。また、サイバーエージェントが運営するオプトレは事前の試験が設けられていて合格しなければ口座を開設することができません。審査に時間をかけたくない方は海外業者がおすすめです。

本人確認

国内業者は登録時に必要になります。海外業者は出金の際に必要になります。極端に言えば出金する機会がなければ本人確認の必要がないということです。

決済手続き

決済方法は海外業者を利用する場合、国内に比べて手段が少ないです。

入金

国内の場合、銀行はもちろんネットバンクも利用可能で、すべてではありませんがクレジットカードが使用できます。海外業者は国内銀行が使えるところは少ないためクレジットカードによる入金か、オンライン決済を利用しての入金になります。

出金

国内と海外で大きな違いは、出金にかかる日数があります。国内は2～3日営業日には指定口座に振り込まれるのに対し、海外業者の場合、複数の銀行経由しなければならないこともあるので7日以上かかってしまうケースもあるようです。しかし最近では日本人客を多く取り込みたいと考えている業者が多く出金速度に力を入れているようです。そのため最短で翌日には振り込み対応している業者もいます。

システム・ルール

システム面では海外のほうが充実しています、一回の取引時間にも大きな違いがあります。

判定時間

国内業者は2012年に新規性が施行され、一回の取引に要する判定時間が2時間になりました。結果が出るまでに2時間かかるということになるので、連続して取引を行わないと一日の取引回数は数回程度になってしまいます。それに比べ海外業者は最短の取引時間が30秒からと非常に短い判定時間の取引も可能であるため取引回数も多くできます。

取引システム

海外業者はハイロー以外に、ラダー・レンジ・ワンタッチと複数の取引システムを利用できるところが多いですが、国内は非常に少なく多くの業者でハイローのみとなっています。一部ではレンジも可能なところがありますが、仕様などで自分の希望と合わないことがある場合など妥協しなければいけないことも多く出てきます。

国内・海外業者の違いまとめ

海外と国内業者を比較しやすいように項目別にメリットデメリットをまとめました。